伸縮式対物フード

■80mmF7RFT用 伸縮フード
 
鏡筒はカートン製、対物レンズはミザール製アクロマート、接眼部は中国製のジャンクです。

バックフォーカスは230mm程度確保しており、ドローチューブの内径が不足気味ですが、

観測用というより2インチ双眼装置の光軸調整など工作のための治具鏡筒・実験用として使っています。対

物レンズフードは立派なのですが、収納に困るので伸縮式に改造してみました。



 高橋製P型に代表されるように、昔はRFTといえば対物フードはオマケのように短いのが当たり前でしたが、

最近は長めの伸縮式が主流になっていますね。今回はお金をかけないで改造してみました。

■レンズセル改造

 
まずフードを後退させるために対物レンズセルのつば(鍔)部(藍色の径の太い部分)を旋盤で削ってもらいました。

25年ほど前のカートン製は質実剛健でセルの肉厚も十分あり、削っても大丈夫です。 今はカートン光学は望遠鏡・双眼鏡からは撤退しているようです。



対物フード改造
 摺動&抜け止めリングを内側にはめ込みます。130mmのVU管(肉厚塩ビ管)を輪切りにして、コンロで暖めながら変形させ図のようなCリングを作ります。

これを対物フードの内側にはめ込みます。一番内側に家具用すべりテープを張って伸縮時のスベリを良くしました。

これでフードの内径と鏡筒外径が丁度ほど良いはめ合いになっていて、程良い堅さで止まるため固定ネジは不要でした。

    

 フードや接眼フォーカサーはナベビスで鏡筒周囲3個所から固定されていました。

工作は簡単ですが鏡筒表面に突起が目立ち格好良くありません。 ホームセンタで「サッシ用ネジ」というのを見つけました。  

これだと薄手の皿ビスで白塗装もされていて、ネジ頭をかなり目立たなくできました。

■完成


 今風の鏡筒になりました。収納のタッパーから出してシャキーンとすぐにセットできるのが良いところ。

じつは別の鏡筒も伸縮式に改造したいのですが、元々の対物フードが短くて伸縮効果が得られないので未だに改造できないでいます。

  (2009年9月13日)



  

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■90mmF11フローライト鏡筒のフード伸縮化

 
最近は観測というより納品前の機材のテスト用に使われているこの鏡筒、運搬性を良くするためフードを改造しました。

 
  左がオリジナルのフード、右が伸縮用に用意した筒です           こんな感じで伸縮します(図は縮まった状態です)         
  
  タカハシの10cm反射鏡筒(ジャンク)からキレイな部分を取り出しました

 
  フードの根本はアルミリングの内側に敷居スベリを貼ったものです      一番縮んだところでストッパーが効くようにゴムワッシャ付きの
                                                ねじを使っています



んな感じで最短時は12cmの鏡筒短縮、 伸長時は対物レンズのフトコロを深くして露除け効果を改善しました。

                  (2017年8月26日)



キャリングケースを作りました

 

 

筒を短くしたついでにキャリングケースを製作。  といってもコンパネ切断はホームセンターで切ってもらい、組み立てだけしました。

元々の鏡筒からすれば20cmぐらい短くなっています。  ケースの長辺はコンパネの短辺(90cm)ジャストです。

ホゾ組みできる機材とスキルが無いので、木工ボンドと釘で単純に。  接合面は良く見るとあまりキレイではありません。

今回初めて使ったのは、樹脂製のコーナーガードです。  このパーツ、ベビー用の分厚いのはあるけど、普通に薄いのはなかなか有りません。

8カ所の角に付けると不思議とサマになったように思います。 使ったのはこちら

 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B06ZY66QK4/ref=oh_aui_detailpage_o00_s00?ie=UTF8&psc=1

               (2017年9月2日)



直線上に配置
                               

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